「妊娠中は浮腫むよ~」
なんて出産経験のある友人から言われた事ありませんでしたか?
噂には聞いていたものの、まさかここまで浮腫むとは思っていなくて、本当に妊娠中はビックリしました!
自分の足がまさに「ゾウ」みたいで、何かの病気かと心配になりましたが、本当にただの浮腫みだったようです(笑)
妊婦時代の浮腫みや対策について記憶の範疇でまとめてみました。
むくみは妊娠何ヶ月から?
出産予定日6週間前まで普通に仕事をしていたのですが、ある日突然気づいたら大変な事になっていました。兆候はあったのかもしれませんが、当時は仕事も忙しく気づく余裕がなかったのかもしれません。
産休直前まで夜も20時前に会社を出れることはなく、妊娠前と何ら変わらず勤務していたのですが、気づいたきっかけは帰る時に「靴がきついかな?」と思い始めた事でした(デスクの下ではスリッパをはいていました)。
元々、朝から晩までランチを含め殆どデスクに座りっぱなしなので、妊娠前にも結構浮腫む事はありました。
でも妊娠7ヶ月目辺りから
「え!!何この象みたいな足!!!」
って思うほどの、今まで見たことのない浮腫みが見られるようになりました。
気づいた時には、「キャーー!!!」と、自分で悲鳴をあげたくなるような足になっていました。
妊娠中のむくみの原因
まずは例に漏れず(笑)、藁にもすがる思いでネット検索をひたすらしました。
検索をしていくと、妊婦の浮腫みの原因として解ってきたのがこの2点。
-
子宮が圧迫され下半身の血流が悪くなる。
-
ホルモンバランスの変化、血液量が1.5倍くらいに増える
妊婦が浮腫むのは必然という事が解り、とりあえず大事には至っていないようでホッとしましたが、同時に若干、浮腫む原因を自分が作っていることにも気づきました。
自分なりに出した主な浮腫みの原因は、
- 長時間ストレッチ等もせず同じ姿勢(座ったまま)でいる
- 塩分が多い食事をとっている可能性が高い(帰宅が遅い日は外食か中食を買っていた)
- 運動不足
でしたが、今まで全く何も対策をしていなかったので、とにかくできる事を片っ端からやりました(笑)
仕事中もできる妊婦のむくみ対策(難易度低い順)
着圧ソックスを履く
一番最初にやったことです。その日の帰りにドラッグストアに駆け込み、さっそく2足買い込んできました。
残りはamazonで色々頼み、会社に送ってもらいました(笑)
働きながら浮腫み対策の為に、生活スタイルやスケジュールを変えるのは大変なので、まずは手っ取り早い方法ですよね。
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水分を多めに摂る(飲み物をかえる)
浮腫みが気になり始めてから水分を控えめにしていたのですが、水分を多く摂る事をすすめていたので、試しにやってみました。
私は妊娠後期に高血糖で一度再検査を受けたので、これを機に飲み物をルイボスティーから杜仲茶に変えました。
他にも色々試していたので、杜仲茶だけの効果かわかりませんが、3日目位から何となく改善されてきた気がします。
なるべく浮腫みを残さない
妊婦でなくとも座りっぱなしは良いものではなく、よく「1時間に1回はストレッチをしましょう!」なんて書いてあるのを見かけますよね。
パソコンの前で一日中仕事をしていると、肩こりや眼精疲労もあるので、55分座って5分離席、5分の間にトイレ、ストレッチ、浮腫みのツボ押しをなるべくやるように心がけました。
お腹が大きくなってくると、自分のツボを押すのも結構大変なので、マッサージ機等を利用するとラクですよ。
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自宅でできる妊娠中のむくみ対策(難易度低い順)
足を高くして寝る
意外と普通な事なのですが、足を少し高くして寝るのが一番単純で王道な浮腫み対策ですよね。ただ妊婦さんの場合、仰向けで寝れない人も多く横向きで足を高くするのって結構難易度高いです(笑)何度かやってみたものの、私はダメでした。ちなみに私自身は仰向けで寝るのに、出産直前まで苦しさを感じる事はなかったのですが、体重が増えたせいか、妊娠後期には仰向けで寝るといびきが煩かったらしく、夫からクレームが来たため、着圧ソックスを履いて、妊婦に推奨されている左を下にした横向きで寝るようにしていました。
塩分控えめな食事に変える
妊娠していなくても、塩分多めな食事は浮腫みの原因になりやすいですが、妊娠中は血圧の問題もあるので塩分をより控えめにしておく方が良いそうです。
元々気をつけている人は、本当に苦労するかもしれませんが、余り意識していなかった私みたいなタイプの人は、ドレッシングではなくレモンでサラダを食べたり、減塩醤油に変えるだけでも結構違うと思います。
バナナを食べる
朝バナナダイエットなんていうのも、一時期はやりましたよね。
バナナ1本には約400mgのカリウムが含まれていると言われ、浮腫み対策にはもってこいの食べ物だそうです。
私は社会人になってからは、若干、過敏性腸症候群気味で朝食を食べない生活をしていたのですが、浮腫み対策に朝はバナナ1本、もしくは豆乳ときな粉や黒ゴマをミックスしたバナナシェイクを飲むようにしました。
若干ですが夕方に浮腫みが改善されました。
ハンドブレンダーやミキサーがあれば、朝の時間でもあっという間にできるのでオススメです。
以前に買って出番の少なかったハンドブレンダーが、この時にようやく大活躍しました(笑)←ちなみにこのブレンダー、離乳食の時にも大活躍するのですが、この時はサッパリ気づいていませんでしたww
あずきのゆで汁を飲む
これは妊娠するまで知らなかった方法なのですが、どうも浮腫みには、あずきのゆで汁が良いそうです。
あずき茶も良いそうで、個人的にお汁粉が好きな私は結構はまって美味しくいただいてました。
気になる浮腫み効果ですが、効果が出るまでは少し時間がかかります。
でも、今思うと着圧ソックスの次に、食べ物系では一番効果が高かったような気がします。
味になれればそんなに苦にならず続けられると思いますよ。
妊婦の浮腫み対策 あずきのゆで汁 作り方
あずきのゆで汁は、スーパーであずき豆を買ってきて茹で、色のついたゆで汁を食前に飲むだけです。
私は前述の通りお汁粉好きなので、あずきが柔らかくなるまで茹であずきも一緒に食前に頂いてました。味はお砂糖の入ってないお汁粉??って感じです(笑)
お砂糖が入っていたらなあ…なんて最初は思いましたが、慣れればそれなりに美味しく感じますよ。
妊娠後期だった事もあり、体重増加防止にも役立っていたような気がします。
妊婦の浮腫み対策 あずき茶の作り方
あずき茶は、あずき豆を洗って水分を取り、フライパンで色が変わるまで炒ります。
炒った豆を冷めてから瓶などに保存しておき、飲みたいときにお湯で出して飲むだけです。
最初はあずき茶も試したのですが、炒るのが面倒くさくなり、私は上記の茹であずきと市販のあずき茶を飲んでいました。
ウォーキング
季節にもよりますが、できるなら身体を動かすことが一番大変ですが効果が高そうです。
私は産休に入るまで仕事が忙しく、残業も夜遅くまでだった為、日常的に歩くことはできなかったのですが、休日にお出かけがてら1駅分歩いたりしていました。
しかし妊娠後期が夏だった為、とにかく汗もかくし、暑いし結構しんどかった(笑)
個人的にはそれほど効果が感じられなかったので、ほどほどでやめてしまいました。
妊娠中のむくみ対策 まとめ
妊婦じゃなくても、長時間のデスクワークで浮腫む事は結構ありますが、本当に日々浮腫みを取って溜め込まない様にするのは大切ですね。
浮腫みは体質やその人の状態によって、まちまちだと思います。
元々浮腫みやすい体質だったのもありますが、人生でこんなに浮腫んだのは本当にこの時だけだったと思うくらい、本当に見た事もない脚に自分でも驚きました。
どうしても面倒になってしまい毎日のケアは怠ってしまうのですが、この時はさすがに余りに浮腫みが酷く、痛みもあったので、毎日必死にケアをしていました。
産後は妊娠前の元々浮腫みやすかった状態に戻りました(笑)
が、浮腫み対策を色々知れた事で前より体調が楽になった気もするので、妊娠時の浮腫みを機にポジティブに色々試してみるのも良いかもしれませんよ。
浮腫みでツライ思いをされている妊婦さんの少しでも参考になれば嬉しいです。