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自粛期間中の生活、子供を抱えての在宅勤務で感じた事 ~保育園再開してみて~

約1カ月半の緊急事態宣言が明け、今日6月1日から保育園が再開しました。
子供と一緒に家にいながら仕事をするというのは、初めての試みだった人が大半だったと思います。うちの場合を個人的に記録として残しておこうと思います。



 

うちの状況


緊急事態宣言により夫は完全在宅勤務、私は機密保持の為、資料等の持ち出しができない為、基本的には出勤という状況でしたが、夫の仕事が本格的に忙しくなり、私が週に2日在宅勤務をしていました。

娘は3歳半、食事を準備すれば自分で食べられるし、トイレも自分で行ける、遊びも一人でできるものもあるし、意思表示もできる等、1人でできる事もたくさんありますが、外遊び等はまだ一人では無理です。


自宅での過ごし方

タイムスケジュールは、いつ保育園が再開しても良いように、保育園があった時とほぼ同じ生活サイクルを心がけて過ごしていました。
天気の良い日は、親の仕事の空き時間に屋上に出たり、家の前で遊んだり、できるだけ日光を浴びる時間も作るように、身体を動かせるように工夫をしつつ、家の中では子供が気に入っている英語のアニメをなるべく多く揃え、本もできる限り用意しました。

他に、室内でできるお砂場、ジグソーパズル、ぬりえ、ひらがなの練習等も本人が望めばできるように、あとは元々持っているブロックやプラレールなどで遊ぼうと考えていました。

詳しくは、コロナの期間の室内遊びについて、書きました。

 

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娘の心理的状況や変化について

最初の1週間


急に保育園に行かなくなったことに戸惑っていたのか、前年度(3月まで)終了時に頂いたクラスの思い出のDVDをエンドレスで見続けていました。
お友達が恋しかったのでしょうね。
それが、毎日見すぎたせいか1週間もしないうちに読み取れなくなってしまい、号泣する事に…(涙)

その頃好きだった遊び:外遊び、DVDを観る、ブロック、本を読む等

 

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2週間目

 

時折思い出しては「お友達に会いたい」と言っており、クラスのお友達でママの連絡先が分かる人にLINEで連絡を取らせていただき、ビデオ通話をしていただいたりしました。お友達が元気にしている姿を見て、少し安心したようにも感じられました。

その頃好きだった遊び:外遊び、DVDを観る、シャボン玉、ジグソーパズル、砂遊び、ブロック、本を読む



3週間目以降

 

少し生活スタイルが乱れてきたり、夜遅くまで起きていたり、朝はゆっくり寝坊することもありましたが、家でゴロゴロすることも増え、体重も少し増加傾向だったと思います。ただ、天気が良い日はやはり活動的なムードで天気が悪い日はやや活動が控えめだったかなと感じます。
特にうちは、昼間在宅している事を想定しておらず、それ程、日当たりの良い家ではなかったのが、この時になって少し悔やまれましたが、その分、屋上を活用することで何とか外の空気を吸ったり、開放的な気分を味わえたかなと思います。

その頃好きだった遊び:DVDを観る、シャボン玉、ジグソーパズル、砂遊び、新体操のリボン、フラフープ、ブロック、本を読む、おままごと、壁に貼った模造紙に絵の具で絵を描く、

 

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4週間目以降

両親の仕事量が増えてきたことも有、昼間親が在宅していても仕事の片手間に娘の面倒を見る状況となり、非常に可哀そうな事をしました。


旦那はオンラインで仕事をしている状況も有、娘に呼ばれてもすぐに相手をする事も難しく、構ってもらえない心理からか壁に落書きをしたり、洗剤をぶちまける等、やや「構ってサイン」を出すようになっていました。

その頃は、両親が「仕事」を理由に構ってあげられなかったせいか、娘も「仕事」(笑)をしたがっていたので、プランターで野菜を栽培することにして「水やりの仕事」を用意しました。

 

ミニトマト、きゅうり、ナス、オクラを育てて、実がなるまでの成長過程、できるまでの手間と時間などを実際に感じてもらい、また野菜をもっと好きになってくれたらと思って始めました。

その頃好きだった遊び:DVDを観る、シャボン玉、壁に貼った模造紙に絵の具で絵を描く、ジグソーパズル、砂遊び、ブロック、本を読む、

 

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最後の数日

 

正直、両親、娘共に限界を迎えていた気がします。

夫はオンラインでのやり取りが常に発生している状態で、週に3日間は娘と同じ部屋で仕事をしている状態でした。
そして私は週に2日間、数分に1回は「ママ―、見てみて!!!」と言ってくる娘を相手に、全く昼間は仕事がはかどらず…。
娘が寝た後から明け方頃まで仕事をする状態。週に3日は通常通り朝から出社、出勤する社員の人数を減らしている為にいつも以上の業務量がある状況が続いており、睡眠不足と疲労感でいっぱいいっぱいでした。

そして、緊急事態宣言が解除されるとの情報が有、在宅勤務の最終日に

「ずっとママの事を見てたのに、ママは全然○○ちゃん(←娘の名前)の事、見てくれないのーーーーーー!!!」

と、娘に泣かれました。。。

正直、これには堪えました…
頭をガツンと殴られた気分でした。世間では在宅勤務を後押しする声もありますが、保育園があってこそ働いていられるわけで、このくらいの年齢の子供を抱えた状態で、会社にいる時と同じパフォーマンスで仕事をするなんて、私みたいな普通の人間には到底無理な話でした。

思えば最後の2週間くらい、娘は言う事を聞かなかったり「ご飯を食べない」って急に言い出してへそを曲げたり、今までより生意気になったというか…たくさん娘からのサインは出ていた気がします。

親である私たちもいっぱいいっぱいで、なかなかそこまで気づいてあげる余裕がなく、本当に可哀そうな事をしたなと後悔しています。

せめて兄弟がいてくれたら、少しは違ったかな?と思ったりもしますが、それはそれですね。

 

 

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