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「チョコレートの世界史」を読んで。やっぱりチョコレートなしでは生きられない(笑)

今週のお題「チョコレート」


バレンタインのシーズンー。

街には色とりどりのチョコレートが溢れ、意味もなくルンルンした気分になる季節がやってきました。

 

ここ数年、産後ダイエットなどをしながらも、何かあるとご褒美にチョコレートをつまんでいる私にとって、いや子供の頃から何かあるとチョコレートを食べてきた私にとって「チョコレートは、一番身近で一番好きなスイーツかもしれない」と最近自覚している。

 

自分とチョコレートの人生をたどってみよう。

 

 

昭和50年代〜60年頃のチョコレート


子供の「おいしいチョコレート」と云えば、今でも定番の明治のチョコレートである。

昭和世代の私たちには、少しずつモデルチェンジしているものの、あの変わらないパッケージが非常に懐かしい。

あの頃は、チョコレートやチョコレート菓子もそんなに種類はなかった。

覚えているのは不二家のチョコに少し変わり種があったのと、卵の形をしたチョコの中に可愛いチョコがはいっていもの、♪のマークとか数字とかの入ったキャンディみたいに個包装になったチョコレート、今はもう販売されていないが、ロッテのアーモンドビッグバーというアーモンドがそのまま入っている豪快なチョコレートは強く記憶に残っている。

あれは父が非常に好きだったが、子供の口には大きく、甘く、アーモンドが固く、食べ応えと存在感のあるチョコレートだったと記憶している。

 

昭和60年代〜平成初期のチョコレート

 

小学校に入ったころ、多分昭和の60年代や平成初期の頃になると板チョコ事情も少し変わってきた。ロッテがV.I.Pチョコレートやティラミスチョコレート(たしか160円くらい)、クランキーと云った板チョコタイプ、森永はぬーぼーといったエアインタイプなど、各社がチョコレートに色々変化をもたらしてきた。

キットカットもあったが、通常版のサイズ4切れで100円くらい。今思えば結構な高級品であったことがわかる。

 

私はと云えば当時は学年×100円のお小遣い制で(小学1年生=100円、2年生=200円、3年生=300円…)高学年になり月刊漫画「りぼん」(たしか400円弱)を購読し始めると1枚100円のチョコレートを買うのはなかなか勇気のいる決断だった。


そんなこんなで、チョコレートのあの甘く魅力的な味に魅せられているのにチョコレートのハードルはすごく高かかったのだ。

 

今みたいに特売品は明治のチョコレートが88円でスーパーで売ってるなんて、夢みたいな世界の話で、こんな風に普通に買って食べれる事は滅多にない出来事だった。

 

平成10年以後のチョコレート


高校生になりアルバイトを始めてから、比較的好きなだけチョコレートを買えるようになった。

テスト前や受験勉強の時など、頑張っている時には必ずチョコレートを口に運んでいた記憶がある。

 

大人になってコーヒーのおいしさを知ってからというもの、コーヒー飲みながら食べるチョコレートのなんて美味しい事!

各メーカーの板チョコを全部買って食べ比べをしたのもその頃だと思う。

 

また成人すると、ちょっと大人なバーでお酒を飲みながらチョコレートを食べるなんて体験もした。

 

明治のチョコレートと森永のチョコレートが、他社を圧倒的に陵駕した滑らかな舌触りだったのと、含まれているカカオの量の多さに関しては、改めて明治のチョコレートのレベルの高さを思い知ったのだ(明治製菓にはチョコレートの研究で博士号を取得した古谷野氏がいる)。

 

いつからか「世界中の美味しいチョコレートを全部食べたい!」と思うようになり、仕事を頑張ったご褒美や事あるごとに色んなチョコレートを買うように。

ついにこんな本まで読んでしまった(笑)

 

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なんともチョコレートの世界は奥が深い。

 

そしてたくさんの人を魅了してきたカカオの魅力と人間の歴史がそこにはある。

ベルギー🇧🇪がチョコレート王国として有名だが、それは長い歴史の中で育まれ、頑なに守ってきた伝統の製法によって成り立っている。

 

ベルギーの人たちの生活にはチョコレートの文化が根づいており、現地に行った友達の話だとチョコレートのエステなんていうものもあるそうだが…コロナの影響で現地にはまだ行けずじまいなので、その話はまた今度。

 

 

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