少し前にツイッターでも言及しましたが・・・
ずっと、国際結婚カテゴリーの記事が一向に増えていないです(笑)
何を書いていいかわからなくて、国際結婚の与太話はあんまりブログに書いてないんだけど(娘に将来読ませようと思ってる都合上)…。友達や周りの人からよく聞かれる系の話は書いてみようかな?😅
— 半人前ママ@娘に英語の発音は負けました(笑) (@MissZoo_blog) 2021年7月16日
このブログは将来娘が子育ての時の参考になれば・・・と思い書いていたのですが、その前に恋愛や結婚がないと、子供も生まれませんよね(笑)
とりあえず模索しながらですが、これから国際結婚する人も増えてくるかもしれないので・・・国際結婚あるある記事、1発目、行ってみようと思います(笑)
国際結婚すると、苗字はどうなる?
日本で国際結婚をすると、苗字はいくつかのパターンがあります。
ちょっとイメージが湧きづらいと思いますが、だいたい以下のパターンになります。
夫婦別性を名乗るパターン ←手続きをしないと、これが基本です。
最近は、夫婦別姓が議題に上がることがありますが、日本人同士の結婚の場合は民法でどちらかの戸籍に入り、姓に統一することになっています。
が、外国籍の人との結婚の場合は、日本国籍を持っている人が親などの戸籍から除籍して新規に戸籍を作り、基本的には夫婦別姓となります。
外国姓を漢字もしくはカタカナにしたものを新姓として名乗るパターン
外国人との婚姻による氏の変更届を出します。
漢字が存在しない国籍の人と結婚すると、カタカナ表記になるので、音と日本語表記の名前は同じになりますが、外国籍の配偶者はアルファベット表記が本名なので厳密には同じ苗字とは言えない感じです。
上に書いた氏の変更届は、結婚後6ヶ月以内に役所に提出するため、婚姻届と同時に手続きをしたほうがスムーズです。
うちの場合は、旦那が「家族は同じ苗字が良い」という強い希望があったので、このパターンにしました。
が、厳密にいうと旦那はアルファベット表記ですが、私と娘はカタカナの苗字を名乗っています。
夫婦の苗字をくっつけたものを新姓にするパターン
こちらも、外国人との婚姻による氏の変更届を出します。
Johnson(ジョンソン)さんと田中さんが結婚した場合、「ジョンソン田中」や「田中ジョンソン」といった苗字を新姓にします。
日本人の苗字に統一するパターン
外国籍の配偶者の本名は変えることはできませんが、「通称名」として日本の苗字を登録することで対応となります。
もしくは、のちに外国人配偶者が日本国籍を取得する時には、苗字と名前は正式に日本名に変更が可能です。
ちなみに日本で産まれる子供は、日本人の方の戸籍に入ることになりますので、苗字も日本国籍の配偶者に統一されることになります。
外国の苗字ってハンコはどうしてるの?
新型コロナウイルスの影響でリモートワークが広まり、一時期、話題になりましたが、日本ではまだまだ印鑑文化が根強いですよね。
カタカナの苗字にして一番困ることは、シャチハタや三文判がすぐに買えないことです(笑)
旧姓もそんなにどこでも売っていたわけではないですが、さすがにカタカナの苗字は売ってませんね。
もちろんオーダーで作るんですが、何かあったときの為に持ち歩き用や予備の1本が必要な感じです。
外国姓にすると困ること (笑)
多くは女性だと思いますが、日本人同士でも結婚すると苗字を変えますよね。
銀行や身分証などの名義変更の手続きは日本人と結婚するのと一緒です。
困ること、というより半分笑い話?というか、日本以外の響きの苗字に変えることで、今までなかった体験ができます。
特に電話で予約するときに、何度も苗字を聞き返される
これは今でもよくありますが、日本語で話していて「ご予約のお名前と連絡先を」と言われたときに、やっぱり向こうも日本以外の苗字を言われる心の準備ができてないですよね。
以前は、こういう時は旧姓を使っていたのですが、旦那からクレームが入ったので何とか頑張って伝えています。
ネットでレストランを予約すると、英語メニューが用意されていることがある
これはお店によりますが、予約をするとすでにテーブルセッティングがされているレストランなどではよくあります。
席について、メニューを見ると英語だったり、接客担当の人も英語で対応してくださったり。
コロナで今のようになる前は、東京も海外からの観光客がたくさんいらしてましたよね。
東京も国際化しているんだなぁと感じる瞬間でもあります。
名前を呼ばれる時、なんか不思議が空気が流れる
これはもう致し方ないのですが名前を呼び出しされる場所に行くと、周りの方の視線がちょっと気になる時があります。
でももうこれは慣れるしかないですね。
ネットから予約して、日本人の私が現れると店員さんにホッとされる(笑)
これはよくあるんですが(笑)、名前をみてハーフの方や日系の方が来られると想像されていることが多いようです。
美容院やマッサージ、エステなど、店員さんと会話をしたりする系のお店だと、かなりホッとされます(笑)
「国際結婚ですか?」、「どこで知り合ったんですか?」などとよく聞かれる
これも最初のうちはどうして良いかわかりませんでした(笑)
女性の店員さんだと結構こういう会話になりますが、本当か嘘かは分かりませんが、「国際結婚に憧れてて」とおっしゃってくれる方が結構います。
そして色々質問攻めに合うことも(笑)
私も話を聞いていて楽しかったりするので、これはこれでいい経験だったりします。
資格試験などのマークシートで苗字の記入欄が足りなくなる(笑)
これは、長い苗字の外国の方と結婚した友人の話ですが、マークシートの名前の記入欄って姓・名で漢字とフリガナで記入する欄がありますよね。
文字数が多くて書ききれなかったらしいです(笑)
試験官の方が対応してくださったらしいですが、友達は後日談としてゲラゲラ笑いながら話してくれました。
ちなみに私は、ある講演会に行ったときに、受付で名前を伝えて入場チェックをしていたのですが、カタカナ名のお笑い芸人さんと前後になっていたことがありました(笑)
小さいィ、ェ、ァ、などの表記が認識されず、ネットからの会員登録などができない
よくネットから通販や会員登録ってありますよね。
数年前まではネットからの申し込みや会員登録で名前や住所、連絡先など個人情報を入力し、「申し込み」ボタンを押すと、
「使用できない文字です」ドーン!!!
と表示されてしまい、ネットからの会員登録ができないっていうのを聞きました(笑)
結構細かい情報やアンケートまで入力して、この画面が出ると購買意欲が一気に削がれるそうです。
最近はエラーになることも減っているようですが、私も何度か遭遇したことがあります。
名前を名乗ると「会社名ですか??」と言われる
これもあるあるですが、苗字だけで名前を名乗ると
「会社名ですか?」
と聞かれることが結構あります。
「あっ、苗字です。」っていう時にすごく恥ずかしいので、最近はフルネームを名乗るようにしてます。
今では全く気にならないですが、最初の頃は立て続けに起こっていたので結構びっくりしました。
自分は慣れても、まだまだカタカナ苗字に馴染みのない人も多いので、時々結構面白いネタみたいな出来事は結構起こります。
外国姓にしてよかったと思うこと
私自身は、苗字は何でもいいのですが、子供が色んなことがわかってくる年齢になってみて、(正式な表記は違うけれど)統一しておいてよかったかな?と思います。
日本で生きていくには、やはり外国姓は少数派になってしまうので良くも悪くも目立ってしまいますが、子供に関しては「ハーフですか?」ってわざわざ聞かれなくて済むかな?と思うので外国姓にしてよかったかな?と思います。
あとは、すごく面白いなと感じているのが、名前を伝えてサービスを受けるお店などでは、私が日本人だとわかると、みなさんすごくホッとされること(笑)
そして人間ってホッとするとよく話すんですよね。
何となく話のネタ?、初対面でも会話のきっかけが掴みやすいのかな?と感じることがあります。
旧姓の時よりも、店員さんや係の方などとたわいもない会話をすることが増えました。
意外と多いのが「うちの〇〇も〇〇人と結婚しているんですよ」と言った、身近なご家族の話をしてくれる方がすごく多いです。
妙な親近感なんですかね?
プライベートな話をするからか、何となく距離感が近く感じるというか、以前よりもお店の方と親しくなるケースがすごく多いです。
慣れるまでは変な感じがしていたのですが、最近は色んなお店の方もすぐに名前で覚えてくださるので、意外と悪くないかも?って思ってます。
まとめ
国際結婚にまつわる、苗字について書いてみました。
上に書いた外国姓を名乗ることで「困ること」がストレスに感じてしまいそう人は、ちょっと辛いかもしれませんが、気にならない方、笑って楽しめるタイプの方だったら、苗字はどちらを選んでも大丈夫だと思います。
私は東京で暮らしているので、特にそう感じているだけかもしれませんが。
保育園にも外国のご家族やうちみたいに国際結婚の家族も普通にいるし、周りも特に気にしていない気がします。
友人で国際結婚している人も多いので、いろんなパターンの人がいますが、最初に紹介したどのパターンの人も特に困っている様子は見受けられません。
「外国人との婚姻による氏の変更届」は6ヶ月以内に提出すればいいので、結婚後、少し考えてから変更することも可能です。
ただし、半年を過ぎてしまった時、変更したけどやっぱり戻したい、ということになると家庭裁判所に申し立てをしなければならないのと、日本人が名前を改名するのと同じようにハードルが高くなるそうです。
個人的には結婚前によく話しあって、婚姻届を出す時には決めておくのが一番スムーズだと思います。