しぜんとかがくのはっけん!366が面白い!という記事を先日書いたのですが、シリーズの「なぜ?どうして?ふしぎ366」も買ってみました。
こちらは、内容は少し難しい感じで全ての内容をきちんと理解するには小学校低学年くらいが良いかな?という感じです。
5歳の娘には、少し理解が難しかったり、ページによってはちんぷんかんぷんすぎて、まだ全く興味がわかない感じもあります。
中には、幼児でも楽しめる内容もあり、先日はちょっと面白い実験もできたので紹介します。
しぜんとかがくのはっけん!366はこちらを。
海水はどうしてしょっぱいの?
ちょうど海に連れて行ってみようかな?と思っていたところだったので、このページはうちにとってはベストタイミングで出てきてくれました。
海の塩の濃度はきっとはるか昔に耳にしているはずですが、すっかり私も忘れていました(笑)
この本に書いてある方法で、じっさいに塩を取り出してみました。
海水から塩を取り出す方法
これが海から取ってきた海水です。
台風の後だったので、かなりゴミが多くて汚い海だったので、水も汚れています。
本当は布巾とかを使ってゴミを取れば良いのですが、面倒だったのでザルで大きめのゴミだけを取り除きました。
海水を鍋で加熱します。
すでに鍋の周りには塩が浮いてきています。
普通の水と沸騰している泡の形状も違うのが、面白いですよね。
ちなみに500mlでも30分以上はかかりますが、ひたすら沸騰させます。
ほとんど水がなくなってきました。
水分が蒸発してとれた塩がこちら!
ちょっとゴミも入ってしまっていますが、ちょうどピッタリ5gがとれました。
海水1kgあたり35gの塩が溶けていると書いてあったので、500mlで17gは取れると思うのですが、半分以下の重さでした。鍋にこんなについた状態なので、まあ仕方ないですね。
海水から取り出した塩の味は?
海水から取り出した塩は、サラサラです。
市販の食塩のブツブツ感は全くありません。まさに天然の塩ですね!
ゴミのないところを少し舐めてみましたが、何というかまろやかで、磯の香りがするというか、これは普通に美味しい!料理に使ったら、旨味成分が結構出そうな感じです。
今回は水が汚かったので、次回は綺麗な水をとってきて料理に使ってみようかな?と思うほど、サラサラでいい感じでした。
ちなみに鍋についた塩は、鍋に水を入れて置いておけば、ちゃんと塩が溶けてこすり洗いをしなくて綺麗になるので安心してください。
実験は子供をワクワクさせる
言葉や本で海水には塩が溶けているという説明をするのもいいのですが、実際にこうして実験をしてみると、子供は本当に喜びますね!
実際にとれた塩を舐めて、しょっぱさにびっくりしていました。
こうして実際に体験をプラスすることで、記憶の定着にもつながると思いますし、大きくなったときに思い出として思い出してくれるだけでもありがたいかな?と思います。
私自身も、頭では海水を沸騰させたら塩が取れるのは知っていましたが(多分、教育テレビとか本を読んで知っていたのだと思います)、実際に自分で塩を取り出すのは初めてのことだったので、結構楽しかったです。
なぜ?どうして?ふしぎ366もしぜんとかがくのはっけん!366も子供の為に読んでいるつもりですが、ついつい自分の方が面白くなってしまう内容が多くて、まだまだ楽しめそうでこの先も楽しみです!
ちなみに先日、本屋さんに行ったときに見たのがこちら。
小学生用のシリーズなのですが、これもすごく面白そうでした。
まだ娘には早そうなのと、カラーの写真がないのが残念だなあと思ったのですが、小学生だったら子供っぽすぎず、こちらの方が喜びそうですね。