ピアノは子供に人気の習い事の1つですよね。
うちも子供がピアノを習っているのですが、やはり子供にとって楽譜を読むのはなかなか難しい作業ですよね。←もちろん大人にとっても、初めてだとすぐは読めないですからね。
私自身はヤマハ音楽教室育ちなので、耳から入ってしまっていたことがあり←それはそれでとても良いこともたくさんありますが…、のちのちクラシックをやることになった時に、譜読みに非常に苦労した記憶があります。
そんなこともあり、娘にはピアノを習わせることにしました。
子供が楽譜を読めるようになるには
子供が楽譜を読めるようになるには、単純に「慣れ」と「反復して覚える」ということが必要だと思います。
楽譜を見て、ト音記号のド、ヘ音記号のミとか位置で瞬時に音符がわかるようになるのがまずは大事ですよね。
一般的には上がっていく音階を「ドレミファソラシド」、下がっていく音階を「ドシラソファミレド」と教えた後に「ド」の位置を教えれば、自然と数えれば音はわかるようになると思います。
が、楽譜は音の高さを読むだけではなく音の長さも読まなくてはならず、また同時に複数の音を高さ、長さを読譜しなければ音を紡ぎ音楽にすることができないのが難しいんですよね。
楽譜を読みながら弾くために必要な知識
まずは右手だけ、左手だけを弾く感じの楽譜でレッスンが進んでいくことが多いと思います。
その段階の時にいくつか頑張っておくと、その後の読譜がスムーズに進むのではないかと思います。
- ト音記号、ヘ音記号の音符を見た瞬間にパッと答えられるようにしておく
- 拍子をみて(4分の4拍子や4分の3拍子など)1小節に音がいくつ入るかすぐにわかるようにしておく。
- 4分音符、8分音符、16分音符の長さ、4分音符=8分音符×2=16分音符×4ということを頭と目で理解しておく。
- シャープやフラットなど、音の高さが変わる記号を知っておく。
- 反復記号を覚えておくことで、音符は読めなくても始まりから終わりまでの流れはわかるようにしておく。
上のことができていれば、あとは楽譜の上に書いてある音の高さを判別すれば音楽が完成していくはずです。
といっても、これはあくまで理論上で・・・ピアノってそんな甘いものじゃないですけどね。
楽譜を読むために必要な知識を効率的に覚える方法
フラッシュカードのように一つ一つの音符を書いたカードを作ってみるのもいいですし、テストみたいな形で覚えたり、音楽のワークをするのも良いと思います。
うちも音符はパッと見て答えられるように、下のようなカードを買って作ってみました。
手書きの方が圧倒的に安いですが、市販のカードも売っているので、こんな感じのイメージを参考に作るといいかもしれないです。
あとは個人的にこれは買って良かったなぁって思っているのが、こちらの表です。
ピアノの目の前の壁に張っているのですが、何かあれば子供が顔を上げて確認することができるので、買って良かったなぁと思っています。
特に音符は鍵盤の位置も書いてくれているので、何度も確認していくうちに子供は覚えてくれますよ。
うちは電子ピアノなので、楽譜たての後ろになる壁に貼っていますが、アップライトピアノやグランドピアノを使用されている時は、横の壁に貼っても良いかもしれませんね。
お風呂に貼って覚えられるバージョンもあります!
おんがくのひょう お風呂でレッスン (楽譜基礎編) AKPO-7
おんがくのひょう お風呂でレッスン 「おんぷマスター基礎編」 AKPO-13
ちなみにこれも買おうか迷ったのですが、まずは音をちゃんと読めるようになったあと、長さを正確に取れるようになってくれれば良いかな?とまずは音の高さを優先して譜読みさせています。
特に音価の表は、お風呂でのんびり眺めてもらっても良いかな?と思っているので、そろそろこちらを購入予定です。
おんがくのひょう お風呂でレッスン 「ピッタリズムれんしゅう」2 AKPO-12