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これからの〝英語教育”について、私たち夫婦が思うこと

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今日は少し真面目に…よく言われているバイリンガル教育(ここでは日本語と英語のバイリンガルに限定)について思うことをまとめてみました。

 

うちは日本に住んでいて、そして今後も国外に当面は転居の予定はないので、まずは日本語が最優先、英語はあくまで第二言語、できるなら英語は日本語と遜色ないレベルで…というのが、私も夫もブレずにいる大前提です。

 

娘も4歳になりましたが、ここに来るまで私たち夫婦もたくさんどうしようか話し合ってきましたが、やっと考えも方向性もまとまったので残しておきたいと思います。

 

結論から言うと、現在は

3人揃ってる時は英語
夫と娘だけの時は英語
私と娘だけの時は日本語、
保育園や外では日本語

で主に生活しています。

 

 

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小児科の先生から勧められたバイリンガル教育

 

娘が生まれて半年くらいの時、小児科の先生に突然、

 

「お母さん。お子さんをバイリンガルにきちんと育てるには、お母さんは綺麗で正しい日本語だけ、お父さんは英語だけを話してくださいね。

 

と言われました。

 

こちらから何か相談したわけでもなく突然言われたものだから
「???」
となりました。

 

そして、それを言われたあと何だかモヤモヤし始めて、

「そもそも先生はバイリンガルを育てた経験あるの?」

「その根拠は何?」
「なんで私にだけ『綺麗で正しい』がついてるわけ??」


と思い始めたけど、既に帰宅後(笑)

実際この方法ってどうなんでしょうね。

 

両親がそれぞれ別の言語を話す

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子供に話しかける時に、父親と母親がバッサリ言語を分ける方法も色んな所で聞きますが、メリットとデメリットについて、夫と話したことをまとめてみます。

 

両親が別言語のメリット

・子供はネイティブスピーカーが話す2つの言語を日常的に聴くことができる

・父親は○○語、母親は○○語と子供でも明確に違う言語と認識できる

・両言語ともおかしな文法や発音を聞く事はない

 

両親が別言語のデメリット

・私と旦那の会話は必ずどちらかがネイティブ言語ではなくなるので、
子供の前で夫婦の会話をゼロにしない限り完璧な発音だけ聞かせるのは不可能。

・父⇆子は英語、母⇆子は日本語でいいけど、3人で話す時はどうすんじゃい!!

 

 

小児科の先生の意図


最初にモヤモヤしながら小児科の先生に言われたことを旦那に話した時、


「THE日本って感じの意見だね(笑)」

というリアクションでした。そして、

 

「それって、ネイティブの発音や正しい文法にこだわってるからでしょ(笑)
そこが日本人っぽい


というもの。そして、私たちが“英語のネイティブスピーカー”と認識する旦那からは思わぬ発言が・・・

「じゃあさ。英語の正しい発音、ネイティブの発音ってなに??日本人は習わせるならイギリス英語っていうけどさ、イギリス人の自分としては嬉しい反面、モヤモヤする。

本当にイギリス英語の発音がネイティブなの?

アメリカ?オーストラリア?ニュージーランド?カナダ?アイルランド?は?」


こうやって言われると、私たち日本人はなんて下らない事に拘っているのかな?って笑っちゃいます。

 

英語を話す目的は何か

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言語を覚える最大の目的って何でしょうか??

そう。それはコミュニケーションを図る事
普段、私たちが友達や家族とそうしているように、すなわち、相手を知る事、相手の言おうとすることを理解する事。


日本人に限らず、英語以外を母国語に持った人達は、自分と違う言語の人たちともコミュニケーションを図る事ができるようになるために英語という便利な共通語を勉強するんですよね。


あくまで大切な事は、美しく流暢にたった数個の文章が話せる事よりも、より多くの言葉を知っていたり、話せたり、聞き取れる事ですよね。

大阪弁と東京弁でだって会話は成り立つし、方言があるなら、紙に書いたってとりあえず意思疎通は図る事ができます。


美しい発音に拘っていて、ろくに話せないのでは本末転倒ですよね。

 

英語のネイティブの発音とは??

 

これは旦那の意見ですので、やや偏っているかもしれませんが…。

「既にネイティブの発音なんてないんじゃない??」

というのが、旦那の意見。

インターネットもこれだけ発達した今、「英語を話す事」=グローバルなコミュニケーションは、これからの人たちにとって当たり前のスキルになりつつあると思います

すでに、そこそこの教育を受けている人は、みんな英語少しは理解できるし、全く英語を知らない人なんて逆に少ないくらいですよね。


世界中の人が話す言葉として当たり前になってきた今、「ネイティブ」ってそもそもどんな音なんでしょうね?
今や英語の語学留学もフィリピンなどが選択肢としてあるように、
そんなものは20年後にはもうないかもしれません(笑)←飽くまで旦那の意見です。


なのでそんな小さな事に拘るよりも失敗を恐れず、どんどん話して、どんどん聞いて、
色んな国の人たちと恐れずに英語を話し、聞きとれるようになることが大切だと、私たちの中では考えました。

 

まとめ

 

色々好き勝手思っている事を書いてしまいましたが、今の若い世代の日本人の子達も英語に抵抗のない子が多いですよね。

ただ日本に留学でやってくる学生たちは、英語は当たり前の様に話す事ができるし、なんていうかもっと堂々としている気がします。


これからどんどん国際化が進んでいったら、日本人の控えめな性格では負けてしまう気もするし、「発音が・・・」とか「文法が・・・」とかチマチマした事を言ってないで、もっと堂々と思っている事を言えるようにならないとダメだと思います!!


ちなみにうちでは、夫婦喧嘩した時は、お構いなしで旦那には英語でガンガン文句言ってます!
ネイティブじゃないから間違える事も発音おかしいとかあっても関係ない(笑)

むしろ英語で話してあげてるんだから、そっちが理解しろ!!くらいに思ってます。


ということで、うちでは完璧な発音や流暢な言い回しよりも、

  • より多くのボキャブラリー、
  • 誰とでも話ができるようになる為の知識や教養←要するに勉強(笑)
    そのものの存在や知識がなければそもそも会話が成立しないので

をしっかり身に着けさせようという結論になりました。

 

 

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