子どもって本を読んでもらうのが大好きですよね!
赤ちゃんの頃から、絵本を読んでいる家庭も多いと思います。
うちでも子供のころから、色々な本を読んできました。
先日、亡くなったエリック・カールさんの「はらぺこあおむし」は今でも大好きですし、1歳頃はだるまさんシリーズなんかも大好きでした。
本を読み聞かせする事による、言葉への影響は結構大きいと感じていて、去年から英語でも本の読み聞かせをしています。
日本で生活しているので、どうしても日本語よりも一段階レベルは下がりますが、本を読み聞かせすることで出てきた、良い影響を紹介します。
- 英語の絵本はいつから読み始めたか
- どのくらいの頻度で英語の絵本を読んでいるか
- 英語の絵本の読み聞かせで見えてきた効果
- なぜ英語の方が反応が短期間なのか
- 英語の絵本の読み聞かせは、子どもの英語を成長させる
- まとめ
英語の絵本はいつから読み始めたか
うちでは訳あって、今年から家の中でなるべく英語で話すようになりましたが、英語の本の読み聞かせは3歳から始めました。
1歳ごろにも読んでいたのですが、日本語をどんどん吸収するようになってからというもの、娘もどんどん理解できたり話せることが楽しかったのでしょうね、英語を嫌がる時期がありました。
なので2歳の時期は、本棚に英語の本はあるものの本人が「読んで!」というまで放っておいたら3歳になってしまいました(笑)
家庭内で英語を話し始めたきっかけはこちら。
どのくらいの頻度で英語の絵本を読んでいるか
平日の夜は英語の絵本、週末は日本語の絵本という流れで基本的には今のところ定着しています。
英語に力を入れすぎ!って感じるかもしれませんが、家庭の事情でうちは平日の夜は夫が娘の面倒を見ている為、夫が日本語の絵本を読んであげられないという事情があります(笑)
また日本語の絵本は保育園でも毎日読んでもらっているのと、すぐに暗記してしまうのか、娘も聞いていても飽きてしまうので、週末は私が日本語の絵本を読んでます。
共働きのうちの日々の役割分担はこんな感じです(笑)
ほぼこの頃と、役割分担、日々の時間割は変わっていません。
英語の絵本の読み聞かせで見えてきた効果
日本語で絵本を読み聞かせしていると、子供ってどんなリアクションをしますか?
うちの娘のリアクションは、1歳以降から現在までだいたいこんな感じの流れだったと思います。
- おもしろい響きで笑う
- おもしろいフレーズをマネする
- もっと読んで!とせがんでくる
- 自分で本を開いて眺めるようになる
- 字は読めてなくても、本を開いて覚えたストーリーをあたかも読んでいるように発するようになる
- ひらがなが読めるようになってくると、自分で読もうとする
- 「〇〇」ってどこに書いてあるの?と文字を確認しようとする
- 「これ、なんて読むの?」と聞いてくる
- 自分で読みたがったり、親に本を読んでくれる
もちろん英語でもほぼ全く同じ流れのリアクションになりました。
が!!今回、私がわざわざ記事にしようと思ったのは、上に書いた日本語の時のリアクションは1歳から4歳の現在までにかけてゆっくりと現れたのに、英語の場合はたった1年でほぼ同じところに到達したので、これは凄い効果だなと感じたので紹介しようと思いました。
なぜ英語の方が反応が短期間なのか
私は研究者でもないし、全くもって科学的に証明できるデータはないのですが、以下の理由から日本語よりも早いスピードで反応が出てきたのかな?と思っています。
仮説: 3歳児の脳の発達状態からスタートしている
日本語で絵本を読み聞かせをスタートした1歳の時には、話を聞くことはできても、ママとかワンワンとか簡単な音を発する程度で、複雑な音を発音したり、言葉を話す事がまだ殆どできないですよね。
徐々に言葉を覚え、話し、簡単な文章で言えるようになるのが2歳くらい?で、3歳くらいから話すことも達者になってきますよね。
英語の絵本は子供自身の言葉の成長過程が進んでからスタートしているので、少なくとも1年分の子供の成長期間が短縮されたのかな?と思っています。
仮説: 日本語で語学習得を経験済だから早い
上の仮説と似ているのですが、子供なりに日本語を徐々に覚えてきた成功体験があるので、英語は子供にとって2回目の経験になるからでしょうか??
身体の成長と同時進行で日本語と覚えていたよりも、圧倒的にスピードが速く英語は覚えている様な気がします(と言っても、日本語がベースなので日本語以上になる事はなさそうですが)。
私たちも中学校から英語を勉強しましたが、2、3歳の頃には全くできなかったのに、一日でいくつもの単語を覚えたり、文章を覚えたりすることが可能でしたよね。
自然に言葉を習得するのと、語学として学ぶ様な違いがあるのかな?と感じてます。
仮説: 英語の音が耳に残りやすい
これも勝手な想像の域は出ないのですが、ちょっと音楽的な観点から。
日本語の周波数よりも英語の周波数の幅が広く、また日本語よりも英語の方が音の種類が多く、単語にアクセントがある為に、英語には言葉に圧倒的なリズムが存在しています。
この辺りは、学生の時にならった英語の音声学も関係しているような気がします。
ネイティブの英語を聞く事で、子供の耳には日本語よりも残りやすく、また覚えやすいのかな?と勝手に思っています。
余談ですが、(日本人に限らず)英語の発音が上手にできないと悩んでいる人も、アクセントやリズムを意識するだけで通じやすくなりますし、凄くリズミカルでテンポの良い英語が話せるようになると思います。
英語の絵本の読み聞かせは、子どもの英語を成長させる
日本語で絵本を読んであげる時も同じですが、1回や2回では余り効果はないと思いますが、継続することで吸収力の高い子供にはやはり非常に効果が高いと思います。
また音楽も幼少期から始める事で絶対音感が身に付きやすかったり、大人になるとモスキート音が聴こえなくなるように、幼少時は持っている聴力も使っていないとどんどん失われていく事がわかっています。
このあたりの詳しい内容は、この本にかなり詳しく書いてあったので、また改めて紹介したいと思います。
まとめ
日本語で子供に絵本を読んであげることが推奨されているように、英語でもやはり子供の言葉への良い影響があるなということを実感しました。
今は、英語教育に関心が高い家庭も多いと思います。
うちはたまたま夫の母国語が英語だったのですが、親がネイティブでなくてもできる方法をいくつか考えてみたので、次回紹介したいと思います。