少し古い情報ですが、面白い記事を読んだので。
日本はいつも幸福度が低いとか言われていますよね。
こういうのを見ていていつも思うのが、幸福度って主観なんですよね。
かなり乱暴な言い方をすると、世界の中で日本に生まれただけでハッキリ言ってかなり幸せだと思う。
そういう意味では、日本人は贅沢?幸福不感症?なのかな(笑)と思う。
話は少し脱線しましたが、
次の調査は、神戸大学社会システムイノベーションセンターの
西村和雄特命教授と同志社大学経済学研究科の八木匡教授が、
国内2万人に対するアンケート調査の結果、
所得、学歴よりも「自己決定」が幸福感に強い影響を与えている
ことを明らかにしたものです。
冒頭に添付した世界幸福度ランキング56位の記事よりもさらに以前、
2018年の国連の世界幸福度報告書をもとにして調査されています。
ここで、所得と学歴、自己決定について、自分に照らし合わせて考えてみました。
所得
所得は日々の自分や家族の食べるものを始めとし、
生活に直結するものですよね。
正直、所得が極めてゼロに近くなった時には
相当なストレスが予想されます。
ただ所得も主観が非常に強い評価軸ですよね。
人によっては20万で毎月幸せに生活できるけど、
人によっては100万円あっても幸せを感じないかもしれない。
将来どころか今日、明日の心配、子供の将来の心配、
考え出したらキリがありませんが、
私は、最低限、雨風をしのげて衛生的に清潔で健康が維持できるレベルの
衣食住ができる環境と、時々好きなものを買ったり、
大切な家族と楽しく一緒にいられる収入があれば幸せかなと感じます。
この時点でそれなりに所得がないと、無理かもしれないですね・・・(笑)
学歴
最近はあまり聞かなくなりましたが
「学歴コンプレックス」という言葉、昔はよく聞きましたよね。
最近は大学まで進学する人が増え、昔の日本とは全く環境が変わりましたが、
高卒と大卒では任せてもらえる仕事の差や給料の差も
何となく以前よりも差が少なくなってきた気がします。
学歴には私もやや後ろめたいような気持ちがあるのですが、
日々の生活の中で気にするかと言われればそれはありません。
ふとした時に思い出す程度で、全くストレスというレベルとは違うかなと思います。
ただし職場が学歴の差で明らかな評価の差や給料に差があったりすると
もしかしたら学歴がストレスになるのかもしれませんね。
自己決定
ストレスの指標として「自己決定」というのが、
この記事を読むまで考えたことがなく、非常に新鮮でした。
「自己決定」はもしかしたら、大人だけでなく
全ての年代に該当する一つのストレスかもしれないですね。
例えば、赤ちゃんだって自分のやりたい事をさせて貰えなければ
泣く事で意思表示をしますし、
子供も進路や将来の夢は自分の意思で決めたいと思っているに違いありません。
もちろんワガママとは一線を画さないといけないと思いますが、
「自己決定」をできていると感じることは
自分の人生を自分で選択している=自分の人生に責任を負う
ということにも通じている気がします。
その感覚がたとえ厳しい環境下にいても、ストレスとして認識する感覚は低いのかもしれませんね。
まとめ
じつは私も夫も?ほぼストレスを感じることなく日々生活しています(笑)
周りからはよく「大変でしょ?」とか
「ストレスすごそうだよね」とか言われるのですが、
多分それは両方の親からのサポートがゼロで共働きで子育てをしていたり、
労働時間が長かったり、夫婦間で母国語が違ったりといった事が含まれていると思います。
ただ今の状況については、結婚する前、子供を作る前に
散々2人で話し合い、起こるべくして起こっているというか、
予想通りというか計画通りというか・・・
全て想定内のことなので、私たち夫婦は全くストレスを感じていません(笑)
どんなに大変な状況や辛いことがあっても、
それが自分で決めたことであれば
人のせいにもできないし、言い訳もせず自己責任で
何とかしなければならないので、
確かにストレスを感じることはないのかもしれませんね。
子育ての面でも、基本的に親が押し付けることは一切しないように気をつけていますが、
年頃になった時には、特に娘の「自己決定」は頭の片隅においておこうと思います。