少し前にこんな本を目にしました。
私自身も、備忘録として、その日のスケジュールやタスクを忘れないようにするために手帳を活用しています。子供に早いうちから自己管理を身につけさせるには、確かに手帳を活用するっていいアイディアですよね。
最近はアプリで管理できるツールも多いですが、やはり電子データは消滅してしまう危険性、充電がなくなったら・・・と、どうしても昭和志向の私は考えてしまうので、子供にも手帳を持たせて見ることにしました。
子供におすすめの手帳
じっさいに子供に手帳を持たせるにあたって、どんな手帳が良いか考えてみました。
私なりに考えた条件は以下です。
- 子供が毎日書きたい、開こうと思うデザイン。
- 書き込める欄が大きめ(子供がまだ小さい字を書けないので)
- スケジュール管理とやったこと、やることの管理が別々に書き込めること。
- 12ヶ月、曜日感覚が身につくレイアウト。←ほとんどの手帳は問題ないと思いますが。
多分、初年度はほとんど書かずに終わってしまうかもしれませんので、なるべく安く100均などで買おうかな?とも思ったのですが、娘がクロミちゃんの手帳が気に入ったようだったので、今回はこの手帳を買いました。
2023年とありますが2022年の9月から始まっているので、さっそく使い始めています。
手帳の使い方。子供にどう教える?
自分の手帳なので、基本的には毎日絵を描こうか自由に使えば良いと思います。
今回はスケジュールや目標管理、タスクチェックが目的なので、まずはオーソドックスな使い方を説明。
カレンダーのページには、その日の予定を書き込むように話してみました。
保育園や習い事の予定や、家族・親戚の誕生日、お出かけの予定を書き込んでます。
そしてマンスリーのブロックタイプのページには、その日やったこと、やる予定を書き込むように話してみました。
まだ毎日書く習慣が身についたわけではないですが、ウィークリーのページは何かが書き込めると埋まっていく嬉しさがあるみたいで、その日やったことを遊びを含めて、何となく楽しそうに書いています。
子供に手帳を持たせるメリット
万が一使わなかったときに、手帳をが無駄になる事はありますが、基本的にはデメリットはほとんどないと思っています。
特にうちのように、就学前の年齢でしたらほぼデメリットはないと言えると思います。
まだ1ヶ月しか使っていませんが、今の段階で感じているメリットをあげてみます。
- あと◯日、など逆算して予定を考えられるようになった
- 今日、明日の目の前の予定だけでなく、先の予定も気にするようになった
- 手帳を開いて自分の予定を確認するようになった
- これまでやった事を見て、ニコニコして振り返っている
- 1ヶ月、1年という大きな時間軸でみる視野が開けた
まだまだほんの少しの兆候だけという部分もありますが、何より今日、明日、昨日といった短いスパンではない時間軸で視野が広がってるのはとても良いことだと感じてます。
単純に子供の脳の記憶容量が増えたという物理的な理由もありそうですが(笑)
2歳、3歳の頃はおしゃべりが上手になっても、昨日、先週のことはすっかり忘れてるんだなぁって思うことがたくさんありました。朝起きて言われるままに行き当たりばったりで生きてるというか。
あと◯ヶ月でお正月(2022年も終わり)、あと◯ヶ月で小学生になるなど、具体的で現実的な先を見越した会話ができるなったのは、とても成長を感じた一面でもあります。
子供に手帳はおすすめ!
大人が描いている「手帳」のイメージで考えるとむずかしいですが、1年間使う自分専用のノートを持たせてあげるという感覚がわかりやすいかなと思います。
手帳のうしろのほうにノート欄もありますが、お絵かきでもアイディアでも何でも書いたり貼ったり…自由に自分の思い出ノートを作る感覚で使ってもらえたら最高だなぁって思っています。
ちなみに手帳にはスケジュールシールがついていましたが、既に関係ないところにパタパタ貼り始めてます。
うちの子供にはシールもテンションが上がる要素で、来年もまたこんな感じのデザインの手帳を買うことになりそうです。
今回試してみて感じたことですが、女の子はうちのような手帳も喜びそうですが、男の子はマンスリーやカレンダータイプのシンプルな手帳でタスク管理に集中する方が向いてるのかなぁと思いました。
というのも、男の子の手帳ってそんなにみないんですよね(笑)需要がないのかな?と。
自分の過去の手帳を時々見返すことが私もありますが、意外と懐かしい気持ちになります。自分はなにやってたんだ…という気持ちになることもありますが(笑)
まずは来年一年ちゃんと継続させて行こうと思いますが、いつか娘に人生初の手帳を手渡してあげる日が来るのが楽しみです!