先日、七田式・知力ドリルのレビューを書いたなかに、
積み木の問題がありました。
紙の上で教えても4歳の娘はなかなか理解してくれず…
どうしようかな?と思っていたのですが、
良い解決方法が見つかったので紹介します。←もしかしたら普通にみんなやっている方法かもしれませんがww
七田式・知力ドリルのレビューはこちら
積み木問題とは?
積み木問題は、多分みれば誰でも「あ~あれね」っていうと思いますが、
小学校受験とかでも出題されているそうで、
「かずを数える」、「空間認識力」が必要な問題だそうです。
例えば、こんな感じの問題です。
これは見えている積み木を数えるだけなので、
「かずを数える」ことができればクリアできる問題です。
次に下の問題をみてみましょう。
後ろにある積み木の存在が理解できないと解けない問題ですね。
前回の記事にも書きましたが、何も説明せずにやらせてみたら、
まんまと娘はこの問題はまちがえています。
これが「空間認識力」ですね。
積み木問題 空間認識力をどう教え、自覚させるか?
うちの場合は4月にドリルを始めたのですが、
とりあえず解かせる→間違えたら、聞かれたら教える
という流れにしています。
積み木の問題の形式に慣れていないこと、
また「空間認識力」と言っても、ほとんどの子供は
多かれ少なかれわかっているとおもうんですよね。
でも問題の形式で来られるとシナプスがつながらないというか・・・。
なので積み木(なかったのでブロック)を使って理解してもらうことにしました。
やり方
至ってシンプルで、そんなに難しい説明とかはいりません。
そもそも子供に言葉で理解させるって難しいので(笑)
- まずは普通に積み木が何個か問題を解いてもらう
- 「じゃ、答え合わせをしてみよう!」と、問題の絵と同じ形を実際に積み木(ブロック)で作ってもらう
- できあがった積み木(ブロック)を崩して実際に数えてみる
たったこれだけです。
うちの娘は「えぇー!!!あれ??・・・」となっていたので、
もう一度、同じ形を組み立ててもらい、娘が実際に認識できていなかった
隠れた積み木(ブロック)の存在を教えた所、すっきり理解できたようです。
反復してみる
同じような問題を、今度は積み木を使わずにやらせてみることで
本当に理解できているかがわかると思います。
娘が取り組んでいるレベルのドリルでは、10個を超える積み木の問題はないので
あとはケアレスミスさえしなければ、なんとなく間違えることはない気がします。
積み木問題をやらせてみた感想
正直、私もこの問題を見た時はびっくりしたのですが・・・
「こんな問題、自分が4歳のときにできたかな?」
って普通に思いました(笑)
娘もこれまではドリルの問題の意味さえわかればスイスイ解けていた問題が
突然「勉強」っぽい色味を帯びてきたというか、ちょっとびっくりしてましたね。
でも意味が理解できて、スイスイ問題がわかるようになった時の嬉しさ
いわゆる「勉強の楽しさ」はこの問題でなんとなく気づいたようです。
私もいまだに色々独学をしていますが、
勉強の楽しさって、理解できた時の喜びや成長を実感できること
あとはクイズというか、問題が解ける面白みっていうのもありますよね。
うちは特に小学校受験とかは考えていないので、ひたすら楽しみだけでやっていますが、
積み木の問題は、娘にとってもとても良い経験だった気がします。
何か勉強のおもしろさというか、
視点を変えることで難しいと思っていたことがシンプルになる。
もっというと認識はしていなかったけど、
幼い頃に積み木やブロックで普通に自分で遊んでいた事に
積み木の問題に含まれる要素があったことが面白かったみたいです。
ちなみに積み木の問題、先日見ていた東大王の番組内で凄く難しいのが出題されてました。
あれは一体どうやって解いてるんでしょうかね?
当然、1つずつ数えたりはしないと思うので、式に当てはまるんだと思いますが…
何か1つ得意な事をどんどん極めるのもありだなと思っています。
ちなみに、頭脳王ではこんな問題も出たりしていたようです。
娘と勉強していて、私自身も色々面白いなって感じるものもあるので、
そのうちこういう数の多い積み木の問題の、
地道にコツコツ計算しない解き方も調べてみようと思っています。
話は脱線しましたが、勉強は私自分もなつかしい気持ちになったり
色々新しい気づきが多いので毎朝楽しく続いています。