外出先では娘がトイレに行くときは一緒に個室に入ったり、私がトイレに行くときに一緒についてくることもあります。
もちろん生理の時もあるのですが、そんな時お子さんにどう説明していますか?
生理は子供にオープンに話した方がいい
私は父子家庭で育ちました。
小学校の保健体育で「そういう現象」がある事は知っていましたが、実際どんなことになるのか、正直よくわかっていませんでした。もっと小さい時には自宅に祖母が来ていた事もあったのですが、その年頃の時には父しかおらず、どうしたらよいかさっぱりわからず本当に苦労しました。
単純な事ですが、どのくらいの頻度でナプキンを変えるのか、経血がついてしまった時はどうするのか…小学生だったし、周りに聞く事も出来ず、また生理用品を買いたくても自分で買いに行かなければならず、田舎に住んでいた為、私にとっては生理はなぜか「非常に恥ずかしい事」でした。
両親の離婚の原因は色々あるのでそれは別として、あの時ほど「母がいてくれたら…」と思った事はありません。
今思い返してみると、凄くおかしな話なのですが、そんな自分自身の経験があるので、娘には堂々と女の子は誰にでもあるモノとして話をするようにしています。
生理のこと。子供にどう話しているか
最初に生理について話すきっかけになったのは、外出先で一緒にトイレに入った時に血を見られた時です。
その時は、
娘「どうしたの?ママ、血がいっぱい出てるよ。あそこカイカイ(痒くて血が出るまでかいた)しちゃったの??痛い?大丈夫??(心配そう・・・)」
私「大丈夫だよ。痛くないよ~。ママはね、時々こうやって血が出ちゃうんだよ」
娘「痛くないの?」
私「お腹が痛いって人もいるんだけど、ママは全然大丈夫なんだ~。血は出てるけど、元気なの。」
娘「よかったー!」
という感じで会話は終わりでしたが、娘はパパの元に戻った途端、
娘「パパー!!!!ママが大変なの!たくさん血が出ちゃってるの!!」
旦那「・・・(笑)」
まあ3歳児なんてこんなものですよね(笑)
とりあえずその場は
私「ママが今、血が出ている事はナイショなのよ♡だから女の子にしか言わないでね」
と何となく子供が大好きな秘密の共有で逃げ切りました←逃げ切れたのか・・・
先日は、もう少しツッコんだ質問があったので、もう少し詳しく話してみました。
私「ごめんね~。今日はママ、血が出ちゃってるからお風呂一緒に入れないの。」
娘「大丈夫?痛くない?今日はパパとお風呂に入るね!」
私「ありがとうね!血がなくなったら、また一緒に入ろうね!」
娘「どうして、ママは時々血が出ちゃうの?」
私「これはママのお腹の中にあるお部屋から、いらないベッドを捨てるために出てくるんだよ~。
〇〇ちゃんが赤ちゃんの時は、ママのお腹の中のこのベッドで寝んねしてたんだよ~」
娘「えーーーーー!!!ママのお腹の中にベッドがあるの?」
私「でもママとパパにはもう○〇ちゃんがいるから。
今はママのお腹の中には赤ちゃんはいないから、ベッドはいらないの。だから、捨てないとだからお外に出てくるんだよ」
という感じで説明しました。
よくわからないけど、それからはすごく気遣ってくれるようになり、
娘「ママ。今日は血はたくさん出てない?大丈夫?ベッドが早く全部出るといいね!」
と生理期間中は意外と気を遣ってくれます(笑)
生理を子供にオープンにするメリット・デメリット
いろんな考えがあると思うので、一概に言えませんが、オープンに話したことで感じたうちの場合のメリット・デメリットを紹介したいと思います。
生理を子供にオープンにするメリット
うちは女の子なので、「自分もいつか生理になる」という意識が芽生えています。
少なくとも、私のような経験をすることはないと思います。
また、生理をオープンにしたことにより、時々お風呂に一緒に入れないときに、変な嘘や誤魔化しをする必要がなくなりました。
もちろんタンポンをつけてはいる時もありますが、すごく不思議がっています(笑)
私は生理痛やPMSは全くというほど感じないのですが、膈月でやや変化があります。また、生理中はとにかく眠い!!なので、そういう体の変化は伝えているので、パパも娘も私が無理しなくて良いように気遣ってくれています。
子供が男の子でも女の子でも、中には生理期間中には体調が悪かったり、PMSのように本人に悪気がなくてもイライラしてしまうということを知っておくと、将来的に違和感を感じることなく、自然な形で女性に対し気遣うことができるのかな?と思ったりします。
生理を子供にオープンにするデメリット
子供はPTOを弁えるということがまだ難しい面もあり、また「月経」というだけに生理は月に1回しかないので、「内緒だよ」って言っても忘れてしまうようで、外出先のトイレなどで普通の声のボリュームで「ママ、まだ今日も血がいっぱい出ているの?」とか聞かれます(笑)
女性トイレの中なのでいいのですが、少し恥ずかしいです(笑)
また生理用品に少し興味も持ち始めるようで、いちいち「これは何に使うの?」と聞いてくることもあります。もちろん普通に答えますが、ドラッグストアに行った時などは少し面倒だなと感じることがあります…。
ネットで色々検索してみた結果
今はコロナで、他の人に会うこともできず、余り周囲に聞けなかったのでネットで色々調べて見たところ、結構オープンにしている家庭も多いみたいですね。
下記の記事はPMSの自覚のあるママが、旦那様やお子さんにきちんと話をして家庭がうまく行っている例で、読んでいて「なるほどな」って思いました。
この記事を読んで、私もハッと気づいたことがありました。
というのは、私自身は生理期間中に特別な変化はないですが、将来、娘はもしかしたら生理痛がひどいかもしれないし、PMSや他の症状もあるかもしれないなと。
そんなときに「いつもと同じように生活しなければいけない」と思い込んでしまうと、自分自身を追い込むことになってしまいますよね。
この記事は、私自身がそうであるように、同じ同性でもやはり実際経験しないとわからないつらさがあること、それを伝えて理解を得ることで人間関係のトラブルを防げる面があるのではと感じました。
まとめ
元々、自分自身が子供の時に感じていた「生理」に対する嫌悪感のようなものや、変に隠すといった不可思議なことをしていた事に疑問を感じ、うちではオープンに話すことにしたのですが、今回改めて、ネットで調べて見たりして自分自身にも新しい発見がありました。
私自身は生理痛もほぼなく、もちろん生理休暇を取得したこともありません。私以外は男性ばかりの職場という環境もありますが、少しいつもよりは眠いかな?って感じたり、食欲(甘いものが食べたい)とか、体重が増加する、浮腫やすいという自覚はありますが、仕事上では周囲に生理中ということに気づかれずに過ごすことができるタイプだと思います。
今思えば、以前の職場である朝、突然わけもなく機嫌の悪かった先輩社員の女性や、意地悪だった同級生ももしかしたら、生理が原因だったかもしれないな、と思ったりもしました。
だからこそ逆に、生理ということを周囲に言う必要性もなく、普通にしてこれたからこそ、私自身がオープンにすることに違和感があったのかもしれません。
そして、デメリットのところに書きましたが、自分で娘に対しオープンにしたのに、娘がオープンになりすぎることに恥ずかしさを感じています←アホですね(笑)
私自身が、もっと生理に対して「誰にでもある当たり前のこと」、「恥ずかしがることではない」といった認識を深めないといけないと、学びました。